座りっぱなしは万病のもと・・・?!
ご無沙汰しております。
スマホ用のHP作成などしておりまして、すっかりブログがおろそかになってしまいました・・・
当店のメインHP(http://hana-fuji.net)はスマホ対応しておりませず、一念発起して慣れない作業に没頭しておりました。
ちなみにその涙と汗の結晶がこちらでございます。
スマホからも簡単に予約できるようになりました♪
うん。がんばった!
などと自己満足にひたっていたまさにその時・・・ある情報番組で衝撃的な話題を耳にしました。
「長時間座り続けることは、糖尿病、心臓病、肥満などのリスクがあり、寿命を縮める可能性がある」
えーーーーー( ゚Д゚)
ですよね。
米国の先行研究では、余暇のテレビ視聴による「座っている時間」が1日2時間未満の成人を基準にした場合、2~4時間未満、4時間以上と座る時間が増えるにつれて総死亡リスクが11%ずつ上昇。
また、冠動脈疾患死亡リスクが18%上昇することが示唆されています。
このほか、1時間座位を続けるごとに平均余命が22分ずつ短くなる、という空恐ろしい指摘もあるそうで・・・さむざむとしてきましたね・・・
これらのリスクを回避するには、座りっぱなしの時間そのものを減らすしかないようです。
とはいっても・・・デスクワークに従事しなければならないのは現代サラリーマンの宿命。
どうやってリスクを回避したらいいのでしょう?
はい。
米インディアナ大学の研究チームから解決のヒントが報告されましたよ。
研究では標準体格(平均BMI24.2)の20~35歳の男性に、3時間座ってもらい、1時間ごとに大腿動脈の機能を測定。
その結果、わずか1時間の座位で血液を循環させるのに必要な血管の機能がなんと50%も低下(!)してしまうんだそうです。
一方、同じ被験者に座ってから30分、1.5時間、2.5時間ごとに時速3キロメートルの速さで5分間歩いてもらったところ、1時間に5分の散歩の効果で、大腿動脈の機能が正常に保たれることがわかったそうです。
研究者は「長時間の座位が動脈の機能障害を誘発する一方で、座位時間を“休憩”することで機能低下を防ぐことができる」としています。
むう・・・一時間に一度5分も散歩かあ~
仕事中に実施するとなるとちょっとハードルが高いように思いますが・・・
今回の調査では、一部の参加者に運動の強度を計測する加速度計を装着させており、3,626人の成人男女のデータからそれぞれの運動量を分析。
3年間の追跡期間中に137人の死亡が確認されました。 この数字を元に、時間当たりの活動量と死亡率の関係を割り出したところ、
歩行や掃除、ガーデニングなどの軽い運動を短時間行うと、1日の半分以上を座って過ごしている場合でも、死亡率が低下することがわかりました。
さらにデータを精査した結果、座って過ごす1時間につき2分間を、立って軽く運動する時間に置き換えるだけで、ずっと座り続けていた人に比べ死亡リスクが33%も低下することが分かったといいます。
1時間ごとにほんの2分間立って歩き回るだけで、座りっぱなしの健康リスクを帳消しにできる!
ちなみに、「ただ立っている」程度の軽い運動は、死亡率に対する影響が確認されなかったそうです。
スタンディングデスク買わなくても大丈夫。(笑)
いやー 脅かされたわりにこんな軽い運動でリスク軽減できるのでちょっとホッとしました。
「1時間につき2分間の歩行によるメリットは、毎日の積み重ねとして蓄積される」んだそう。
意識すれば、誰にでも無理なく毎日実践できますね。
前述に大腿動脈機能の低下について触れられていましたが、つまりは血流をよくすることが大事です。
1時間/2分間の歩行と併せて、軽いストレッチを組み合わせると効果的ですよ。
デスクの下で足を床から上げて伸ばし、つま先を上げ下げするだけでもふくらはぎや大腿の血流促進になります。
さ、いますぐ生活を見直して、元気に長生きしちゃいましょう♪